勤務・通勤中の事故は労災保険or自賠責保険のどちらを利用した方が良い?
こんにちは!
本日は「勤務・通勤中の事故は労災保険or自賠責保険のどちらを利用した方が良い?」について お話ししていきます。
労災保険(労働者災害補償保険)とは! 勤務や通勤、帰宅中に起こった怪我、死亡などの事故が発生した場合に労働者に支給される 補償の制度を指します。
労災保険を使った方が良い場合! 自身の過失が大きい時、過失割合を相手と争っている場合です。 自賠責保険では過失割合が7割以上の場合は保険金が減額されてしまうからです。
労災保険を使う場合の注意点! 労災保険を使用する場合、健康保険の使用ができません。 健康保険を使った方が治療費は安くなる事も多いです。 また労災保険には慰謝料がなく、自賠責保険は支払いに上限があるので注意が必要です。
120万円以上の損害がある場合 先程お話しした自賠責保険の損害の限度額は120万円になります。 怪我の治療費だけで120万円を使い切ってしまった場合本来受け取れるはずの慰謝料などが 受け取れなくなってしまいます。 なのでこの場合は、労災保険を優先的に使い治療費を労災保険から支給してもらいその後に労災保険から自賠責保険への治療費求償の前に被害者が自賠責保険に請求すると、自賠責保険保険からの慰謝料も受け取る事ができます。
細かい状況の違いでどちらを使った方が良いのかが変わりますのでご自身で判断せずまず 当院へご相談いただければと思います。